ISO/TC36

ISOとは:

国際標準化機構(International Organization for Standardization:ISO)の略称である。各国の代表的国家標準化機関の連合であり、スイス民法第60 条及び関連条項に基づいて、スイスにおける法人格を有する非政府組織である。
ISO は、国家間の製品やサービスの交換を助けるために、標準化活動の発展を促進することと、知的、科学的、技術的、そして経済的活動における国家間協力を発展させることを目的としている。ISO の専門的作業の成果は、国際規格(International Standard:IS)として発行される。
1ヵ国につき1機関のみが、会員団体としてISOに加入することが出来、日本からは、日本工業規格(Japanese Industrial Standards:JIS)の調査と審議を行っている日本工業標準調査会(Japanese Industrial Standards Committee:JISC)が加入している。

TC36とは:

映画分野の国際規格の制定・改訂・廃止等の審議を担当している。
国際規格の原案は、専門委員会(Technical Committee: TC)および作業グループ(Working group:WG)の活動を通じ、国際機関と連絡を取り合いながら作成される。
TC36では、映画フィルムの製作、後処理、配給、上映工程、および国際交換での映像と音声の材料、機器に関する定義、寸法や特性、試験方法を標準化。デジタルシネマのマスターリングからパッケージング、ディストリビューション、上映に至る分野でも同様に映像と音声の機器に関する定義、寸法や特性、試験方法およびセキュリティ管理を標準化。
また、これらの映画ソフトをテレビ放映するための特性を統一させる標準化を定めている。

ISO/TC36国内協議会とは:

TC36の審議業務を日本工業標準調査会(JISC)から委託された国内審議団体である。当協会が事務局を務めており、現在、4つの作業グループ(WG)で構成されている。

  • WG1:Production Technology
  • WG2:Laboratory Services and Content Distribution
  • WG3:Audio Technology
  • WG4:Presentation Technology

TC36規格一覧:

TC36の発行済み国際規格は118件。(平成28年9月現在)
ISO/TC36規格一覧表を参照ください。

TC42とTC36との関係:
TC42は、写真分野の国際規格の制定・改訂・廃止等の審議を行う専門委員会(TC)で、銀塩および電子の静止画像情報分野を担当している。
写真分野を担当するTC42とは強い関係があり、映画フィルムの感度測定や現像処理については、TC42の規格をそのまま使用している。